ぷちコラム2~UI一新!最新VRCSDKの使い方解説~
SDKの更新も慣れたもの…と思いきや今回は一味違う!?
アバターやワールドをアップロードしているユーザーにとってVRCSDKの更新はもはや恒例行事。
unity上のSDKを削除して最新のSDKをインポート、なんなら削除せず上書きしてる人もいるかもしれません。
しかし今回はいつものようにはいかないようです。UIも新しくなりましたから確認しておきましょう。
今回もぷちコラムということでSTEP分けせず一気に説明しますよ!
その前に従来の方法でアップデートするとどうなるか見てみましょう。
まずは一度これまでのように最新のSDKをインポートしてみます。
すると今までアップロード画面や設定を開くことができていたVRChat SDK が無残な姿に…
これではアップロードはおろか自分のアカウントにアクセスすることもできません。
そのため今回のSDK更新の場合はunityからではなくエクスプローラー側のファイルからVRCSDKのファイルを削除しましょう。
プロジェクトの保存先は設定していなければドキュメントに保存されているはずです。
ファイルを削除したら再びunityを開いて最新のSDKをインポートしましょう。
今度は問題なくインポートされます。Show Control Panel を開いてみましょう。
すると見慣れないウィンドウが開かれます、ですが安心してください。
表示こそ変わっていますが内容はこれまでと変わっていません。
まずAuthenticationですがこれは以前のSettingから行っていたアカウントへのアクセス画面です。
隣のBuilderは以前のShow Build Control Panelにあたります。
アップロードしたいモデル名をクリックするといつもの見慣れたアバターパフォーマンス画面が表示されます。
アバターを何度更新したのか、PC対応、Quest対応か一目でわかるようになりました。
アップロードするときは右下のBuild&Publishをクリックしましょう。
さらにその隣、Content Manager は以前のManaged Uploaded Contentsにあたります。
ここから過去アバターの削除、BlueprintIDのコピー、クローンの許可(Public可)ができるようになりました。
最後はSettingですが…これは表示などにこだわりたい人向けなのでこだわりのない人はそのままで大丈夫です。
わかりやすく以前の画面と並べてみました。
アカウントログイン画面はこのように。
アバターのアップロードはこのように。
アバターの管理はこのように変化しました。
要するにこれまでバラバラのウィンドウで開いていた設定たちが一つのウィンドウで操作できるようになった、ということです。
新しいUIに戸惑うかもしれませんがやっていることは同じです、早い段階で慣れておきましょう!